京都の新居で家具を揃えるならアウトレットで探すのがお得!
この時期、京都に引っ越して新しい生活をスタートする人も多いでしょう。そこで悩みの種が家具の購入。お気に入りを見つけても高価すぎて、手に入れるのを諦めたという方もいるかと思います。そんなとき利用したいのがアウトレット品。とにかく安い予算で揃えたいという人にはおすすめです。そこで今回は部屋に置きたい家具でも人気上位に入るソファとベッドをアウトレットで購入するときのポイントを解説します。
そもそもアウトレット家具とは?
アウトレットというと、なかにはリサイクルされた中古品ばかりだと思っている人もいるかもしれませんが、そうではありません。
販売店などで売れ残って在庫になった商品や、現在は廃盤扱いされた商品、イベントなどで展示された商品など、いわゆる「訳あり」といわれる理由で低価格にできるのです。
もちろん、配送中に傷ついたり汚れたりした「B級品」と呼ばれる物もありますが、基本的には新品が多く、使用しても全く問題ない商品が大半を占めます。
京都にはこのような訳ありのアウトレット家具を取り扱っている店舗が複数あります。
【京都の家具】アウトレットのソファを選ぶ3つのポイント
①素材
ソファの素材には主に次の3種類があります。
・ファブリック
・合成皮革
・本革
この中でおすすめなのはファブリックです。理由は「触り心地がいい」「手入れが楽」「お値段が手頃」などのメリットがあるからです。
デメリットとしては、アクリルやコットンの生地だと毛玉ができやすいのと、見た目に高級感がないということです。
一方、合成皮革や本革は見た目に高級感があり、京都に多い京町家などにはピッタリと言えますが、皮という材質上、手入れが面倒で価格もファブリックに比べ高めなので、マメに手入れをしない、子供に汚される、あまりソファにお金をかけたくないという方にはおすすめできません。
そしてファブリック素材はアウトレットでも種類が豊富にあるので、あなた好みのソファが見つけやすいでしょう。
②スタイル
ソファのスタイル(形)は大きく分けて2つあります。
・直線型
直線型はシンプルでL字型よりもコンパクトなので、あまり置き場所を取りたくないという場合や一人暮らしのワンルームなどに最適です。
・L字型
L字型は文字通り形がLになっていて、直線型にマットレスを継ぎ足したような形状です。
座って足を延ばせるので、より楽な姿勢でくつろぐことができます。
場所をとるので、京都では比較的リビングの広い京町家の部屋に最適です。
③クッション材
クッション材はソファを選ぶなかでも重要な部分だと言えます。なぜなら、クッションによ
って座り心地が全然違ってくるからです。
クッション材にはおもに5つの種類があります
1. ポケットコイル:座り心地は一番いい。長時間座っていても疲れにくい。高級品に使われることが多い。
2. コイルスプリング:鉄線のスプリングを横にいくつも連結させたもので、へたりにくく、どこに座っても安定感のある座り心地が特徴。
3. S型バネ:銅線をS字型に曲げて作られたバネは、ポケットコイルまではいかないものの、柔らかい座り心地があります。多くのソファに使われているクッション材。
4. ウェービングテープ:ゴムを浸透させた繊維を縦横に編み込んだ素材で、柔らかくお尻が沈み込むような座り心地です。他の鉄製のスプリングと比べると重量が軽いので、マメにソファの周りを掃除したい人には適していますが、耐久性は他の素材よりも劣ります。
5. ウレタンのみ:通常のソファはスプリングにウレタンを組み合わせていますが、中にはウレタンだけを使ったものもあります。耐久性はウレタンの質によって変わりますが、スプリング入りのソファに比べると劣り、主に低価格のソファに多く使われています。
【京都の家具】アウトレットのソファを選ぶときの3つの注意点
一言でアウトレットと言ってもその状態は色々です。アウトレットのソファを購入する際
の注意点を3つ紹介します。
①現物を確認する
ソファを購入するとき、ネットで購入するという方もいますが、ネットで見たのと実物ではイメージが違ったということも有り得ます。アウトレットの場合、いろいろ訳ありな商品なので、ネットで購入するのは多少不安があります。ネットの商品説明には書いてなかった傷や汚れ、クッションのへたり等がないか、購入前に現物を確認しておいたほうがいいでしょう。
②商品の展示期間
アウトレットの家具店を見ると、ずっと展示したままのソファがたまに見受けられます。
これは売れ残りを意味しているわけで、あまりにも長いあいだ展示してあると、色が微妙に変色していたり、安く購入できたのはいいけど、一年も経たないうちにクッションがへたったりする場合があるかもしれません。
こういったトラブルにあわないためにも、家具店の店員に実際どれぐらい展示しているのか、聞いておくことをおすすめします。
③アフターフォローに対応してくれるか
アウトレットは訳あり商品ということもあり、購入後のトラブル発生の可能性があります。
そんなときのために、商品のアフターフォローに対応しているか確認しておく必要があります。ソファは大きな買い物なので、簡単に買い替えることもできません。
せめて初期不良だけでも対応してくれる家具店で購入しましょう。
【京都の家具】アウトレットのベッドを選ぶ2つのポイント
ソファと並んで購入する人が多い家具といえばベッドです。ソファをベッド代わりにして寝ている人もいるかもしれませんが、やはり快眠するにはベッドの購入が望ましいと言え
ます。まして京都独特の京町家のような広い家に住むなら、おしゃれなベッドを置きたいも
のです。
①ベッドのサイズを決める
ベッドを購入するとき、大きさをチェックする人が多いと思いますが、ベッドは幅の違いで
呼び方が6種類あります。
・セミシングル(幅80~85㎝)
ベッドでは一番小さいサイズ。ワンルームで一人暮らしの方が選ぶことが多いですが、大
人の男性だと少し狭く感じるかもしれません。
・シングル(幅90~100㎝)
一般的な一人用サイズ。購入者が多いので種類も豊富に揃っています。大人が寝返りをし
ても問題ない広さで、これを選んでおけばまず間違いないでしょう。
・セミダブル(幅120㎝)
シングルサイズでは少し物足りないという方にはセミダブルがおすすめです。
これだと大人ひとりがゆったりと寝れますし、寝相が悪い人や体格のいい人も安心です。
・ダブル(幅140㎝)
ダブルといってもシングルの倍の幅はありません。セミダブルより20㎝幅広いだけなの
で、実際大人ふたりで寝るとかなりきつく感じます。ひとりでゆとりをもって寝たいとい
う方や小さな子供と一緒に寝たりするには最適でしょう。
・ワイドダブル(幅150㎝)
ダブルより10㎝広く、大人ふたりで寝るのにちょうどいいサイズ。このサイズは、ダブル
と比べてあまりアウトレットの家具店では取り扱っていません。
・クイーン(幅160~180㎝)/キング(幅180~200㎝)
ベッドで一番大きなサイズ。どちらも大人ふたりがゆったりと寝ることができます。このサ
イズはマットレスを二台つなげている場合が多く、隣りで寝てる人の寝返り時の振動など
が直接伝わらないこともメリットのひとつです。
デメリットはその大きさゆえに、搬入経路の確保が必須です。部屋の中は充分置ける余裕が
あっても、部屋の入口からベッドが入らなければ最悪の場合、返品することになります。
その他のサイズもチェックしましょう。
ベッドのサイズ表記例(いずれも単位は㎝)
W100×L200×H80(MH50)
・W→ベッドの幅。
・L→ベッドの長さ。ヘッドボードを含む。
・H→ベッドの床面からの高さ。ヘッドボードを含む全体の高さ。
・MH→床面からマットレス上面までの高さ。
L(長さ)は195㎝が一般的。マットレスの高さ(MH)は意外と重要です。ベッドからの
立ち座りにこだわる人は、カタログの数値だけ見てもピンとこないと思いますので、実際に
家具店で確認することをおすすめします。
②ベッドの形状
ベッドの形状や機能も色々あります。あなたのライフスタイルにあわせて最適なものを選
びましょう。
▼主なベッドの形状
形状 | 特徴 |
レッグタイプ | ベッドと言って思い浮かべるのがこのタイプ。四つ足で支えるシンプルな形。 |
引き出し付き | ベッドの下に引き出しが付いていて、衣類や小物を収納することができる。 |
フロアベッド | マットレスに足が付いた簡易的なベッド。脚付きマットレスとも呼ばれる。 |
ソファベッド | ベッドとソファを両方欲しいけどスペースが無いという方におすすめ。 |
二段ベッド | 一台分のスペースでベッドが二台設置できるので経済的にお得。 |
折り畳みベッド | 使わないときは折り畳んで置けるので、部屋が狭い独り暮らしの方向け。 |
機能付きベッド | ヘッドボードに照明や時計、コンセントなどが備わったタイプ。 |
【京都の家具】アウトレットのベッドを選ぶときの4つの注意点
サイズと形状が決まりベッドを購入したら、いよいよ設置です。実際に部屋に配置するとき
には次の4つの点に注意しましょう。
①ベッドは壁にピッタリつけない
部屋の隅に設置することが多いベッドですが、それでも壁にピッタリくっ付けるのは避け
ましょう。近くにコンセントがある場合、隙間がないと使い勝手が悪くなりますし、シーツ
の取り外しも隙間があった方がしやすいからです。また長期間、壁にくっ付けたままだと、
直射日光などでベッドの跡が壁紙に付いたりすることがあります。
②床がへこまない対策を
家具は基本的に重量物です。ただでさえ重量のあるベッドに人間が寝るわけですから、それ
を支える床面にはベッドの脚にピンポイントで荷重がかかった状態になります。すると床
面に傷や脚の跡が付いてしまうので、賃貸住宅に住んでいる人は注意が必要です。また京都
の京町家などは床をリフォームして綺麗な状態な場合が多いので、なおさら気を付けたい
ものです。対策としては、市販のゴムマットなどを脚に敷いて床の養生をするようにしまし
ょう。
③窓の近くに設置するときは注意しよう
ベランダの近くや出窓の近くにベッドを配置する人もいるかと思いますが、外の音が聞こ
えたり、冬は冷気が入ってきたり、人によっては直射日光が眩しくて気になる場合もあるか
もしれません。一度配置してしまうと簡単には変更出来ないので、配置前によく検討するよ
うにしましょう。
④引き出しはちゃんと開けられるか
狭い賃貸住宅で引き出し付きベッドを設置する場合、いざ設置すると引き出しの開く方向
が壁側になってしまったという、信じられない例も実際に発生しています。また方向は問題なくても、引き出しを全出来なかったり通路が確保出来なくなったりということも有り得ます。アウトレット品は返品できないことが多いので、このような便利な機能が宝の持ち腐れにならないように、購入前によく確認しておきましょう。
まとめ
今回は京都で新居を構える方へ、アウトレットでソファやベッドを購入する場合のポイン
トや注意点を解説しました。
京都には多くのアウトレット品を扱っている家具店がありますので、まずはネットから最寄りの店舗を検索し、お目当ての品が見つかったら、必ず現物を見て触って購入をするようにしましょう。