京都でお得に買うために。知りたいアウトレット家具選びのポイント

家具

引越しや住宅の購入、結婚など、人生と節目となるタイミングで家具の買い替えを行う人は多いのではないでしょうか。
思い切ってお気に入りの家具を買いたいと思っても、予算との兼ね合いは切り離すことができません。
そんなとき、購入の候補に入れたいのが「アウトレット家具」です。

今回はこれから京都に住む方、京都で家具の購入をご検討されている方にアウトレット家具を選ぶ際のポイントをご紹介します。

アウトレット家具とは?

「アウトレット家具」と聞くと、破損したものや中古品などをマイナスのイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかし、アウトレット家具は普段使いをするには問題がなく、むしろ新品であるものが売られていることもあります。

アウトレット家具は、主に2つのルートから流れてきます。

1つ目は、展示品として使用されていた家具や、在庫処分となった家具です。
これらの家具は、新しいモデルに置き換わる際に旧モデルが在庫処分となりアウトレット家具として販売されます。
そのため、ほぼ新品の状態の家具がアウトレット家具として売られていることも多くあり、安く新品が手に入る貴重な機会です。

2つ目は、自社工場から直接販売を行うものもアウトレット家具といわれることがあります。
このような直接販売のものは、完全な未使用品で、中間業者を介さないことにより新品の家具を安く購入することができます。

アウトレット家具は未使用、新品の家具であることも多く、使用するにはほとんど問題はありません。
京都にはさまざまな場所でアウトレット家具が販売されており、新生活や引越しなどで家具を購入する際は見ておかないと勿体ないといえるでしょう。

京都でアウトレット家具を買う前に行いたい「事前準備」

京都でアウトレット家具を購入する際には、どのような事前準備が必要なのでしょうか。
アウトレット家具の購入前に準備しておきたいポイントを3つご紹介します。

部屋のコンセプト・イメージを固める

家具は部屋の印象を左右する重要なアイテムです。
せっかくお洒落な家具を買い揃えても、家具の色合いやデザインに統一感がないと部屋の雰囲気も良くならず、家具の個性も活かすことができません。

家具を購入する前に、まずはどのような部屋にしたいのかコンセプトやイメージを作ることが重要です。
落ち着いた雰囲気の部屋にしたい場合は、ブラウンや黒を基調とした木製の家具を揃えると良いでしょう。
モダンやアンティーク調にしたい場合は、金属製の家具が多いとそのような雰囲気が出やすいです。

アウトレット家具は、その安さからついつい気に入ったものを購入しがちです。
購入した後に部屋の雰囲気と合わなかった、ということがないように事前に部屋のコンセプトとイメージを固めるようにしましょう。

部屋の寸法を測り、購入可能な家具を絞る

気に入った家具を購入しても部屋に入らなかったり、想定していたスペースに入らなかったりというトラブルは多々発生します。
家具を購入する前には、事前に部屋と家具を配置する場所の寸法を確認するようにしましょう。

例えば、8畳の部屋といっても部屋の作りや地域により広さが異なります。
京間、江戸間、団地間で同じ畳数であっても実際の広さには差があります。
また、間取り図と実際の部屋の配置が異なることも稀にあるため、入居前に不動産屋に寸法を測ってもらったり、寸法が入った図面をもらったりすると良いでしょう。

間取りを確認して、間取り図を作る

部屋のコンセプトと置ける家具の目処が立ったら、実際に間取り図を作ってみましょう。

窓やクローゼットの開閉に引っかからないか、電源を必要とする家具であればコンセントがある位置との配置関係はどうかなど確認しましょう。
特に柱は、部屋の間取り図とは異なった位置にあったり、記載されていないこともあったりするため実際の物件を見て確認することも必要です。

また、部屋を広く見せたい場合には入り口手前から奥に向かって高い家具を配置すると遠近法により部屋を広く見せることもできます。

最近ではアプリなどを使って部屋の配置をイメージしたりすることもできるため、部屋のコンセプト作りと合わせて寸法も含めた検討をするのがおすすめです。

アウトレット家具で後悔しないために覚えておくこと3つ

アウトレット家具は安くてお得な買い物ですが、注意しておきたい点もあります。
京都でアウトレット家具の購入をお考えの方が注意したい点を3つご紹介します。

通販は使わない

まず1点目は、通販を使わず実際に店頭に足を運んで確認することです。
通販では実物とは色合いが違ったり、汚れやシミの有無など細かいところまで確認したりするのが難しいです。
また、傷や切れ目は使っているうちに広がって破損につながることもあるため、程度を確認しておくことも重要です。

通販ではどのようなお店が運営しているかも全てを把握することは困難なため、実際にお店へ足を運んで、お店のサポートや信頼できる店舗であるかも確認すると良いでしょう。

予算を決める

アウトレット家具はその安さが魅了ですが、「現品限り」「大特価」という言葉に釣られて、本来欲しかった家具とは違うものを購入してしまうこともあります。
予算を抑えるためのアウトレット家具であったはずが、予算オーバーしてしまっては本末転倒です。

このような予算オーバーを防ぐには、事前に自分が譲れない部分を決めておくことが重要です。
予算オーバーしそうな場合はここまでは自分の中で妥協ができる、ここは少し落としても大丈夫などを決めておくと予算内の家具を見つけやすくなります。
反対にどうしても譲れない部分があればそこに関しては妥協せずに少し予算オーバーでも購入をして、他の家具で予算を抑えるようにすることも良いでしょう。
全てに置いて我慢をすると購入後に後悔をしてしまうこともあるため、メリハリを付けた買い物が楽しい部屋作りのポイントです。

メジャーは必ず持っていく

家具の購入の際に、間取り図を持って行ってもメジャーを忘れてしまうケースが多々あります。
間取り図を持って行っても、メジャーがないと実際にそこに家具を配置できるか判断ができないため忘れずに持って行く必要があります。

メジャーを忘れても、お店で借りれば良いだろうと考える人もいるかもしれません。
しかし、お店でメジャーの貸し出しを行っているところは少ないため、自分で持参する必要があると覚えておきましょう。

アウトレット家具はこう選ぶ!家具別の選び方のポイントは?

最後にアウトレット家具の選び方のポイントを家具別にご紹介します。
京都でアウトレット家具の購入をお考えの方は、このポイントを押さえて実際にお店へ足を運んでみましょう。

テーブルの選び方

テーブルは使用人数により大きさが異なるため、生活をする人たちの人数に合わせて選ぶことが大切です。
来客がある可能性がある場合には、伸長するタイプのテーブルを選ぶといざというときにも安心です。

テーブルは毎日必ず使用し、重いものを乗せる負荷の掛かる家具のため、耐久性も重視したいポイントです。
また、小さいお子さんのいるご家庭では角のあるテーブルや耐久性の弱い木材が使用されているテーブルは避けた方が望ましいでしょう。

テーブルは毎日使うものであるため、年代や家族構成、好みなどに合わせて妥協なく選ぶことをおすすめします。

収納家具の選び方

収納家具は「何をしまうか」「どのくらいしまうか」が選ぶ際のポイントとなります。

収納家具が小さすぎると、予定していた服や荷物が入らず、また追加で収納家具を購入しないといけなくなります。
反対に、大きすぎた場合は部屋のスペースを無駄に占領したり、収納スペースがあるからといって不要なものまで購入してしまったりすることにつながります。

また、収納家具はものをしまうだけでなく見せる収納か隠す収納かといった部屋のコンセプトにも影響します。
作りたい部屋によって収納家具の選び方も変わってくるため、コンセプトに沿った収納家具を選ぶことも重要です。

ベッドの選び方

人間は、生涯の1/3を睡眠に時間を使います。
ベッドは部屋の雰囲気やコンセプトに合わせることも大切ですが、寝やすさやサイズなどを重視して選ぶことが大切です。
特にマットレスなどは、実際に横になってみて寝心地や寝返りの打ちやすさも確かめた上で購入することをおすすめします。

収納が少ない部屋の住む場合には、ベッド下は収納として活用しやすいスペースにもなります。
ベッドは確認するポイントが多いため、実際にお店へ足を運んで確認したい家具の1つだといえるでしょう。

まとめ

アウトレット家具は中古品や不具合品などマイナスのイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際は新品や未使用品が販売されていることがほとんどです。

家具の購入前には部屋のコンセプトやイメージを固めることも重要ですが、実際に配置ができないとせっかく買った家具も置き場がなくなってしまいます。
事前に部屋の寸法と測っておき、お店に足を運ぶ際には必ずメジャーを持って行くようにしましょう。

京都で家具の購入をお考えの方は、是非アウトレット家具を検討の候補に入れてみてください。